多数のサーバを立ち上げ、運用する場合の注意点。

ここで言う多数とは、1ラック25台単位で、1ヶ月に1単位以上平均してサーバが増えるとか、クラスCのIPアドレスをサーバ一台ずつに割り当てて使い切るとか、そういう運用を指してます。
何も考えずにサーバにOSをインストールして、設置していった場合、変なところで問題が生じる。
例えば、

  • 標準状態で crontab に設定されている定時処理が一斉に動作して、トラフィックを生じたり、電力消費急増を引き起こして、ブレーカが落ちたりする。
    • locate コマンドの DB 更新が全部のサーバで同時に実行されて、ディクスアクセスによる電力消費増が重なったりすることがあった。
  • resolv.conf の記載が全サーバで同じ場合、記述一行目のネームサーバに負荷が集中したりもする。
    • ネームサーバを二台使える場合、サーバのIPアドレス末尾の数字が奇数か偶数かで振り分けをするなど、負荷分散を考慮した方がいい。