RHEL4 の GID, UID

id:okinaka:20080109:1199882182 を拝見して、そういや私が普段使ってる CentOS はどうなんだっけ、と思って調べてみた。
前述ダイアリの記載のように、ポリシをまとめたドキュメントがサーバ上にあるのかと思って探してみたけど、パッと見た感じでは見当たらず。そういえば、Red Hat のサイトには、読みやすくて結構充実したドキュメントがあったっけ、と思い出して開いてみたら書いてあった。

「500」以下のUID及びGIDはシステムが使用するように確保されています。「0」のUID/GIDとは異なり、500以下のUID及びGIDRed Hat Enterprise Linuxで特別な扱いは受けません。ただし、システムのコンポーネントの一部でUID/GIDを使用中である、または今後に使用する可能性があるため、このUID/GIDがユーザーに割り当てられることはありません。

6.3.1.1. ユーザー名とUID、グループとGID

うん、そうでした。adduser とか使うと、500より大きい数字から始まったような気がする……とか言いつつも、 /etc/passwd や /etc/group をエディタで直接編集してグループやユーザを追加する事もしょっちゅうな私なので、心の片隅にとどめておきますか。ちなみに、それは /etc/login.defs において GID_MIN, UID_MIN として指定されている。
CentOSRHEL のクローンなので、これと同じような仕様の筈。



余談ながら、初期状態で存在するユーザ,グループのリストは、リファレンスガイドの6章に記載されている。それらユーザ,グループの用途の詳細については、どこを参照したらよいのだろう?